パソナテックカンファレンス2008

派遣元に戻った元同僚と行ってきた。
パソナテックカンファレンス2008

まつもとゆきひろ
今回はまつもとさんの働きかた、その基になる考え方がテーマ。
もっと機嫌よく生きていこう。

波瀾万丈のエンジニア人生。
どうやってプレゼンスを高めていくか。

インフラエンジニアの自分には非常に衝撃的な内容。
・アメリカでは4年前からサーバ仮想化は当たり前。
・animotoというサービスがFacebookアプリとして大ブレーク。3日でサーバ数を50台から3500台に増強。なぜそんなことができるかと言えば物理的なサーバなんてもってないから。
・コンテナ型のデータセンタが売れ始めている。データセンタを増強しようと思えばコンテナを積めばいいだけに。


もはやアプリとハードは完全に分離され、ハード障害がアプリになんの影響も及ぼさなくなってきている。ハードはどこにあってもよく、データセンタ建造のトレンドは冷却費用が安くてすむ寒い地方に建てることだそうだ。


そしてAjaxの登場、PaaSにSaaSという概念にこれらが集約していく。
うーむ、もう1回聞きたい。

大盛況のパネルディスカッション。パネラー陣のパワーに圧倒されました。
ノリや勢い、楽しいと思うこと、好きな人と仕事をしたいと思うこと、なんで普通の会社はこういう数値化できないことを軽んじるのか。

ブログ通信簿の製作過程をベースに企画屋と技術屋のつきあいかたを考えていく。
まぁなにはともあれブログ通信簿というサービスは抜群におもしろい。


「先生の手作り感を出したかったからやったが、「goo」のロゴをハンコにしたり歪めたりってのは社の倫理規定に違反する。実は稟議を通してないんだけど、あっという間に人気サービスになったからそんなことはなかったことになってる。社会の倫理は絶対に守らなくてはいけないけど、会社の倫理はそれほど重要じゃない。」
この人の考え方、大好きです。

とても魅力的で、個性的な5つのベンチャーの収益の実態!!
悲しいくらい儲からない・・・
ロケットスタートけんすうさんの言葉が印象的。
「コミュニケーションベースのWebサービスでは1億PV集めてヒト1人食ってけるかどうかというところ。サービスの形を変えてまで広告モデルを追求するより全く新しい収益モデルを模索したい。」