inotify-toolsでファイルの更新を監視

Linuxでファイル更新の監視というと、inotifyという機能を使います。
実際はPHPPerlのラッパーライブラリを使うことが多くて、コレがけっこうめんどくさかったのですが、
inotify-toolsというCLIツールがあることに最近気が付きました。


特定ディレクトリ下の更新ファイル名をリアルタイム出力する』、などがとても簡単にできます。

inotifywait -m -e modify --format %w%f -r /tmp

動作や発行されるイベントは事前に確認しましょう。↑はファイルのmoveなどは拾えません。

inotifywait -m -r /tmp/js/


例えば『JavaScriptの更新を監視し、自動でYUI-Compresserで圧縮する』、ならこんな感じでできそうです。

簡単ですね!
daemontools等でデーモン化しちゃいましょう。


RedHat系ならRPMはEPELにあるので、このへんからダウンロードしてrpm -ivhするか
EPELを有効化してyum install inotify-toolsでOKです。