もにかじ7 & nagiosとmuninをChrome拡張で合体させる

昨日、Monitoring Casual Talks #7に参加してきました。

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もにかじは2年ぶりに参加したのでまず感想

2年前はサーバ監視はだいたいZabbixかnagios+muninのどっちかだったけど、今回はDataDog、Mackerel、PagerDutyみたいな外部サービス使ってますって事例が多かった。

そしてPacker+AutoScaling、Docker、ConsolやSensuみたいなものを使って、動的に変化するインフラをどう管理していくかという議論が多かった。

この辺りはみんな絶賛試行錯誤中でぜんぜん話まとまらないんだけど、いろんな技術や考え方がバンバン出てカオスってて面白い。
長いことぜんぜん追えてなかったので、いろいろ話が聞けて良かった。

そして若い人が増えたなー。平均年齢すんごい下がってる。クラウド化と並行してこの傾向も進んでいきそう。

自分はというと、こういうことをバラバラと話したんだけど、

  • ここ2年ぐらい監視周りでやったこと
  • ちょっと考えてみた小ネタをいくつか

資料は公開出来るように調整するのが面倒そうなので、いくつかのトピックをピックアップして個別にブログに書いていきます。

で、今日は『nagiosとmuninをChrome拡張で合体させる』という小ネタ

このChrome拡張をインストールしてNagiosにアクセスすると、

ホストのリストにmuninへのリンクがついて、

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そのまま対象ホストのmuninのグラフが見れる。

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そしてホストのアラート詳細画面にはCPU使用率、メモリ使用率とかのグラフ画像がくっつく。

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長いことNagiosもmuninも使ってないし、作りもネタレベルなのでWEBストアで公開はしませんが、コードはgithubにアップしておきます。

https://github.com/mikeda/munios

nagios、muninの設定に応じてmanifest.jsonのmatchesを調整して、Developerモードでファイルで読み込めば使えます。

muninのURLにホストグループ名が入っててそれをNagios側でどう付与するかについて、
『muninのトップにアクセスした時に各サーバのグループを取得して保存しておく』
というかなりムリヤリで気持ち悪いことをやっています。

まとめ

久しぶりに『もにかじ』に参加して面白かった!
参加者9人で3時間以上かかったw