実は自分はあんましてないです。
理由について書くと。。。
例えばこんなラック、サーバが前提で、
- 電源コンセントは2系統で、それぞれ25A(100V, 2.5kva)でブレーカ落ちる
- サーバは平均2A(100V, 0.2kva)の電力を消費する
片系20Aで合計40Aまで使うとして、サーバは20台突っ込みたい、と思ったとする。
最初はこうしてたんですが、
これだと片系電源に障害があった時とか、ミスってブレーカ落とした時、
もう片系に40Aの全電力がかかって共倒れして、全サーバが停止してしまう。
でもサーバ搭載数を半分にするのはお金的にムリ過ぎる。
※DCと調整して片系50kvaまで使える2系統にしてもらって、実効電力ベースの契約にするとか、いろいろ手はありそうだけど。
というわけで、
こっちのほうがまだマシか、と次はこうしました。
これだと片系落ちても半分のサーバは生き残るので、サービスは維持できるかもしれない。
まぁただ、ハッキリ言ってそんなうまいことはいかないですよね。
全てがそんなキレイに冗長化できないし、冗長化台数がN+1じゃなく2Nになってしまうし。
なのでこれだと厳密にはサーバの電源ユニット冗長化にしかなってないわけです。
そこまでして電源ユニットを冗長化する必要があるか・・・?
単一サーバ障害であればちゃんと冗長化してるから大丈夫だし・・・
電源ユニットを冗長化するにはR410じゃなくちょっとお高いR610を買わないといけないし・・・
※追記:勘違いでした。R3x0もR4x0も電源冗長組めます!
と考えて、
けっきょく電源ユニットも冗長化しなくなってしまった。
あんま電力食わないNW機器は両系統に繋いで冗長化してますが。
みんなどうやってるんですかね。